Ayase

【歌詞考察】Ayase『夜撫でるメノウ』満ちきらない別れの風景

「完璧な別れはない」。Ayase『夜撫でるメノウ』に潜む揺らぐ関係、沈黙の空気、伝えられなかった言葉を丁寧に分析する、静かな痛みの歌詞考察。
MIMI

【歌詞考察】MIMI『愛されたいって願ってる』過去にも未来にも逃げられない夜の幸福論

“幸せは多様になったのに、不幸だけが同じ形をしている”。『愛されたいって願ってる』に込められた孤独と救いを、時制・肯定・呼びかけの三つの視点から丁寧に考察する批評記事。
syudou

【歌詞考察】syudou『キュートなカノジョ』の誤読と“カノジョ”の正体

syudou『キュートなカノジョ』の一般的な「支配するアタシ/支配されるアナタ」という読みを再検討し、歌詞に潜む破綻から関係性の反転を導く批評。叙述トリック的に浮かび上がる新たな“カノジョ”像を考察する。
とあ

【歌詞考察】とあ『ツギハギスタッカート』痛みを“思い出”に変える方法について

ツギハギの恋をどう終えるのか。“笑えるよね?”に宿る躊躇から、痛みを思い出に変える手つきまで。『ツギハギスタッカート』を静かに読み解く。
40㍍P

【歌詞考察】40㍍P『恋愛裁判』の小さな謎——恋の法廷で何が起きたのか

40mP『恋愛裁判』の“可愛らしさ”の奥にある浮遊感を辿る批評。恋の操りや自己演出の歴史を参照しつつ、ふたりが最後に見せる幸福の意味を静かに探る。
Sakuzyo

【歌詞考察】Sakuzyo『怪獣になりたい』――夢の中でしか、壊せない世界

Sakuzyo『怪獣になりたい』を文化批評的に分析。ゴジラの系譜から「無敵の人」現象までを貫き、想像力と現実の境界に潜む暴力の構造を解き明かす。ヒーローなき時代に問われる「怪獣」とは誰なのか。
Orangestar

【歌詞考察】Orangestar『Surges』「最高を目指して征ける」成熟の物語

Orangestar『Surges』は「大人になる前の延長戦」を描きながら、挫折を経て「それでも征ける」と言い切るまでの物語だ。冷笑から成熟へ――青春の終わりに訪れる静かな変化を読み解く。
ハチ(米津玄師)

【歌詞考察】ハチ(米津玄師)『ドーナツホール』「穴」と「交流」がつくる私

宮沢賢治『春と修羅』を手がかりに、ハチ(米津玄師)『ドーナツホール』の歌詞を読み解く。不在を恐れず、他者との交流のなかで「私」が形づくられていく過程を描く批評。
ハチ(米津玄師)

【歌詞考察】ハチ(米津玄師)『パンダヒーロー』嫌悪と羨望のヒーロー、あるいは両義性の美学

「意味不明」と評されるハチ『パンダヒーロー』は、実は“外部の破壊”を描いていた。郊外の閉塞、メディアの象徴としてのブラウン管、そして自閉的ヒーローの倫理。2010年代のボカロが孕んだ時代意識を解き明かす批評。
ryo

【歌詞考察】ryo『初めての恋が終わる時』“根拠なき運命”の恋と別れ

ryo(supercell)『初めての恋が終わる時』を、通信手段の発達と「偶然の出会い」という時代感覚から読む。距離が理由ではない——根拠を失った“運命”が、恋を終わらせたのだ。