ひらぎ

【歌詞考察】ひらぎ『マリオネットダンサー』二〇二五/二〇二六の断絶、あるいは操られている生の終わり

ひらぎ『マリオネットダンサー』の歌詞考察を通して、二〇二五年から二〇二六年の断絶を読み解く批評。二〇年代前半ボカロの精神史と「操られている生」の終焉、そして新たな視点としての「飛躍」を論じる。
雨良

【歌詞考察】雨良『バゥムクゥヘン・エンドロゥル』世界の終わりと「ホコロビの唄」の正体

雨良『バゥムクゥヘン・エンドロゥル』歌詞考察。ミク・テト・ネルの三人の役割を、承認欲求と管理社会の構図から分析し、「ホコロビの唄」が意味する現代の綻びを読み解く。
あばらや

【歌詞考察】あばらや『花弁、それにまつわる音声』記号化された世界と、狂気としての歌声

この世界は、いつからこんなにもフラットになったのか。あばらや『花弁、それにまつわる音声』を通して、最適化された日常と狂気としての歌声を問い直す。
カンザキイオリ

【歌詞考察】カンザキイオリ『朝日』純愛を超えた関係性の物語

カンザキイオリ『朝日』』は純愛曲ではない。本稿では、語り手を“私たち”へと溶かし込む語法や、同調圧力の内側で芽生える不安を手がかりに、本作が二〇二〇年代に顕在化した「透明な関係」を描いた作品であることを論じる。
ピノキオピー

【歌詞考察】ピノキオピー『ノンブレス・オブリージュ』インターネットが生む「沈黙の強制」をめぐって

『ノンブレス・オブリージュ』は同調圧力ではなく、インターネットが生む“過剰な自由”の矛盾を描いた曲である。本稿では対句構造や「防空壕」の比喩を手掛かりに、その息苦しさの正体と、「I love you」が示す唯一の出口を論じる。
DECO*27

【歌詞考察】DECO*27 『愛迷エレジー』限界を超えて奮い立つ君へ送る歌

DECO*27 『愛迷エレジー』に潜む構図を読み解く。本曲の歌詞から、限界を超えて奮い立つ「君」と、それを見守り、一歩踏み出そうとする「私」の姿を明らかにする。すべてを「肯定」するのではなく、今一度否定を飲み込んで、そこから自らを奮い立たす勇気を描くこの曲の魅力を、ともに感じてほしい。
MIMI

【歌詞考察】MIMI『ハナタバ』弾力を失う心と君の声、あるいは再生の気配について

MIMI『ハナタバ』の歌詞を通じて、空っぽさと軽やかさが交差する世界を読み解く。根なき花束が象徴する自由な余白を探り、読む人それぞれが静かな余韻を感じ取るための一考察。
Ayase

【歌詞考察】Ayase『夜撫でるメノウ』満ちきらない別れの風景

「完璧な別れはない」。Ayase『夜撫でるメノウ』に潜む揺らぐ関係、沈黙の空気、伝えられなかった言葉を丁寧に分析する、静かな痛みの歌詞考察。
MIMI

【歌詞考察】MIMI『愛されたいって願ってる』過去にも未来にも逃げられない夜の幸福論

“幸せは多様になったのに、不幸だけが同じ形をしている”。『愛されたいって願ってる』に込められた孤独と救いを、時制・肯定・呼びかけの三つの視点から丁寧に考察する批評記事。
syudou

【歌詞考察】syudou『キュートなカノジョ』の誤読と“カノジョ”の正体

syudou『キュートなカノジョ』の一般的な「支配するアタシ/支配されるアナタ」という読みを再検討し、歌詞に潜む破綻から関係性の反転を導く批評。叙述トリック的に浮かび上がる新たな“カノジョ”像を考察する。