みきとP

【歌詞考察】みきとP『ロキ』——その曲はなぜ「大人になれ」と命じたのか 挫折した欲望としての『ロキ』

「死ぬんじゃねえぞ」と語りかける声は、誰に向けられていたのか。みきとP『ロキ』を、欲望と挫折の時代背景から読み解き、今もなお聴く価値を失わない理由を探る。
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【おすすめ恋愛ボカロ曲5選】——恋愛ボカロ曲史私論 『メルト』の衝撃から『テレパシ』の時代まで

『メルト』から『テレパシ』まで、筆者厳選オススメ恋愛ボカロ曲の転換点を5曲でたどる私論的ガイド。内面の誕生、物語化、内省の自壊、そして不達の時代へ──おすすめ曲紹介を通してボーカロイド史を読み解く。
ナナホシ管弦楽団

【歌詞考察】ナナホシ管弦楽団『抜錨』——なぜ『抜錨』は永遠の名曲なのか。私たちが錨を上げる理由について

ナナホシ管弦楽団『抜錨』は、単なる恋愛や離別の歌ではない。本稿では「少女時代」「熱病」「赤い糸」といった言葉を手がかりに、本曲が描く〈成熟〉という主題を読み解き、2010年代後半のボカロ史における位置づけから「永遠の名曲」である理由を論じる。
ピノキオピー

【歌詞考察】ピノキオピー『不死身ごっこ』「効かない心」を演じ続ける時代のグロテスク

ピノキオピー『不死身ごっこ』は、「傷つかない心」を理想とする現代をどう撃ち抜いたのか。作家性の核である〈過剰〉という手法から、「効かない感情」のグロテスクさと、「生きたくて ああ」に込められた問いを読み解く歌詞考察。
AnythingBecomeMoe

【歌詞考察】AnythingBecomeMoe『次元通信』試論——過去と現在が壊れたあとの〈地平〉について

なぜ『次元通信』は必聴なのか。AnythingBecomeMoeの楽曲に描かれた「伝わらなさ」を起点に、過去と現在が壊れた世界でのコミュニケーションを読み解く。
MIMI

【歌詞考察】MIMI『トリックハート』種も仕掛けも見えてしまう時代に、まだ心を信じていたい

世界も自分も説明し尽くしてしまった人へ。MIMI『トリックハート』は、賢さに疲れた心をそっと慰める。種明かしをしない優しさが、なぜ今響くのか。
ひらぎ

【歌詞考察】ひらぎ『マリオネットダンサー』二〇二五/二〇二六の断絶、あるいは操られている生の終わり

ひらぎ『マリオネットダンサー』の歌詞考察を通して、二〇二五年から二〇二六年の断絶を読み解く批評。二〇年代前半ボカロの精神史と「操られている生」の終焉、そして新たな視点としての「飛躍」を論じる。
雨良

【歌詞考察】雨良『バゥムクゥヘン・エンドロゥル』世界の終わりと「ホコロビの唄」の正体

雨良『バゥムクゥヘン・エンドロゥル』歌詞考察。ミク・テト・ネルの三人の役割を、承認欲求と管理社会の構図から分析し、「ホコロビの唄」が意味する現代の綻びを読み解く。
あばらや

【歌詞考察】あばらや『花弁、それにまつわる音声』記号化された世界と、狂気としての歌声

この世界は、いつからこんなにもフラットになったのか。あばらや『花弁、それにまつわる音声』を通して、最適化された日常と狂気としての歌声を問い直す。
カンザキイオリ

【歌詞考察】カンザキイオリ『朝日』純愛を超えた関係性の物語

カンザキイオリ『朝日』』は純愛曲ではない。本稿では、語り手を“私たち”へと溶かし込む語法や、同調圧力の内側で芽生える不安を手がかりに、本作が二〇二〇年代に顕在化した「透明な関係」を描いた作品であることを論じる。