2025-09

Ariyou

【歌詞考察】Ariyou『ニセモノの檻』欲望を封じるネットと現実の残響

「愛」と「夢」は本当にリアルに存在できるのか。Ariyou『ニセモノの檻』を手がかりに、ネット空間の「偶然性」と平成が残した欲望の行方を批評的に考察する。
MIMI

【歌詞考察】MIMI『今はいいんだよ』癒しの果てに待つ闇

『今はいいんだよ』は優しい癒しの歌でありながら、その言葉には残酷さも潜む。強がりを強いる社会の構造と、癒しの果てに待つ「闇落ち」の危うさを批評的に読み解く。
livetune

【歌詞考察】livetune『Tell Your World』の問い直し。インターネットは壊れたのか

『Tell Your World』を批評的に読み直す――かつての幸福なインターネット像と、いま私たちが直面する分断を考える。
DECO*27

【歌詞考察】DECO*27『モニタリング(Best Friend Remix)』友情は推しを超えられるか?

スクールカースト、地雷原の教室、空疎な関係。それでもなお「友情」は存在するのか。DECO*27『モニタリング』とBest Friend Remixを比較することで、私たち自身の人間関係が問われてくる。
はまたい

【歌詞考察】はまたい『尾崎にバイクを盗まれて』盗まれた自由と僕らの「誠実さ」

はまたい『尾崎にバイクを盗まれて』は、尾崎豊へのパロディを超えて、現代における“誠実さ”の危機を描く楽曲だ。本記事では歌詞を追いながら、その怒りの矛先と倫理的メッセージを考察する。
心の拠り所

【歌詞考察】心の拠り所『書いて、愛して。』「君」と「僕」が生む「書く」ことの愛と倫理

 『書いて、愛して』を「書く」という行為の正体から読み解く。まる文字文化や文字の震えに潜む愛のかたちを探る批評的考察。
しゃいと

【歌詞考察】しゃいと『インフォデミック』砂上の正義と神々への挑発

しゃいと『インフォデミック』は、情報氾濫を「病」とみなす挑発的な楽曲だ。本稿ではその構造を転覆し、デマの歴史的事例やDSM-5を手がかりに「病を病とみなす暴走」の罠を批評する。問いかけられるのは、読者自身の「安心」と「不安」の境界である。
Omoi

【歌詞考察】Omoi『私vs世界』「私vsお前」の時代に抗う声

抽象と具体、セカイ系と現代。Omoi『私vs世界』に刻まれた怒りと懐かしさを掘り下げる批評考察。ano『ハッピーラッキーチャッピー』との比較から見えてくる希望のかたち。