2025-10

ハチ(米津玄師)

【歌詞考察】ハチ(米津玄師)『ドーナツホール』「穴」と「交流」がつくる私

宮沢賢治『春と修羅』を手がかりに、ハチ(米津玄師)『ドーナツホール』の歌詞を読み解く。不在を恐れず、他者との交流のなかで「私」が形づくられていく過程を描く批評。
ハチ(米津玄師)

【歌詞考察】ハチ(米津玄師)『パンダヒーロー』嫌悪と羨望のヒーロー、あるいは両義性の美学

「意味不明」と評されるハチ『パンダヒーロー』は、実は“外部の破壊”を描いていた。郊外の閉塞、メディアの象徴としてのブラウン管、そして自閉的ヒーローの倫理。2010年代のボカロが孕んだ時代意識を解き明かす批評。
ryo

【歌詞考察】ryo『初めての恋が終わる時』“根拠なき運命”の恋と別れ

ryo(supercell)『初めての恋が終わる時』を、通信手段の発達と「偶然の出会い」という時代感覚から読む。距離が理由ではない——根拠を失った“運命”が、恋を終わらせたのだ。
ハチ(米津玄師)

【歌詞考察】ハチ(米津玄師)『砂の惑星』ボカロの亡霊と内面の終焉

米津玄師『砂の惑星』を「内面の砂漠化」として読む。「メルトショック」から始まったボカロの“心”は、2010年代の転回を経てどこへ向かったのか。ハチの帰還と別れを通して、乾いた心の行方を問う批評。
みきとP

【歌詞考察】みきとP『少女レイ』新解釈としてのタイムリープ——透明な君が指差したもの

語り尽くされた名曲『少女レイ』を、再び解きほぐす。二度の死と時間の反転を軸に、“僕”と“君”の入れ替わる世界を読み解く新解釈。
サツキ

【歌詞考察】サツキ『第n次元』言葉を越えて、心の未来へ

サツキ『第n次元』は、言葉の限界を超えて“心”の未来を描く楽曲だ。あなた=言葉、キミ=精神という対比を手がかりに、タイトルが示す“未踏の次元”の正体を探る。
ピノキオピー

【歌詞考察】ピノキオピー『愛属性』――幻想を砕いた先に残るもの

希望と絶望を背中合わせに描いたピノキオピー『愛属性』。歌詞に散りばめられた「今更」の数々は、なぜこんなにも心をざわつかせるのか。本稿では、その過剰さの裏に潜む意味を追う。
DECO*27

【歌詞考察】DECO*27『妄想感傷代償連盟』愚者の恋が語るもの――身勝手さと後悔の連鎖

身勝手な恋に酔いしれた語り手は、破局ののちに何を悔い、何を願ったのか。「混ざり合う」という矛盾、阿吽の呼吸でずれていく会話、酷すぎる映画のような結末――『妄想感傷代償連盟』の歌詞に潜む物語を読み解き、愚者の恋が残した後悔と再挑戦の願望を明らかにする。