2025-12

カンザキイオリ

【歌詞考察】カンザキイオリ『朝日』純愛を超えた関係性の物語

カンザキイオリ『朝日』』は純愛曲ではない。本稿では、語り手を“私たち”へと溶かし込む語法や、同調圧力の内側で芽生える不安を手がかりに、本作が二〇二〇年代に顕在化した「透明な関係」を描いた作品であることを論じる。
ピノキオピー

【歌詞考察】ピノキオピー『ノンブレス・オブリージュ』インターネットが生む「沈黙の強制」をめぐって

『ノンブレス・オブリージュ』は同調圧力ではなく、インターネットが生む“過剰な自由”の矛盾を描いた曲である。本稿では対句構造や「防空壕」の比喩を手掛かりに、その息苦しさの正体と、「I love you」が示す唯一の出口を論じる。
DECO*27

【歌詞考察】DECO*27 『愛迷エレジー』限界を超えて奮い立つ君へ送る歌

DECO*27 『愛迷エレジー』に潜む構図を読み解く。本曲の歌詞から、限界を超えて奮い立つ「君」と、それを見守り、一歩踏み出そうとする「私」の姿を明らかにする。すべてを「肯定」するのではなく、今一度否定を飲み込んで、そこから自らを奮い立たす勇気を描くこの曲の魅力を、ともに感じてほしい。
MIMI

【歌詞考察】MIMI『ハナタバ』弾力を失う心と君の声、あるいは再生の気配について

MIMI『ハナタバ』の歌詞を通じて、空っぽさと軽やかさが交差する世界を読み解く。根なき花束が象徴する自由な余白を探り、読む人それぞれが静かな余韻を感じ取るための一考察。