DECO*27

【歌詞考察】DECO*27『モニタリング(Best Friend Remix)』友情は推しを超えられるか?

スクールカースト、地雷原の教室、空疎な関係。それでもなお「友情」は存在するのか。DECO*27『モニタリング』とBest Friend Remixを比較することで、私たち自身の人間関係が問われてくる。
はまたい

【歌詞考察】はまたい『尾崎にバイクを盗まれて』盗まれた自由と僕らの「誠実さ」

はまたい『尾崎にバイクを盗まれて』は、尾崎豊へのパロディを超えて、現代における“誠実さ”の危機を描く楽曲だ。本記事では歌詞を追いながら、その怒りの矛先と倫理的メッセージを考察する。
心の拠り所

【歌詞考察】心の拠り所『書いて、愛して。』「君」と「僕」が生む「書く」ことの愛と倫理

 『書いて、愛して』を「書く」という行為の正体から読み解く。まる文字文化や文字の震えに潜む愛のかたちを探る批評的考察。
しゃいと

【歌詞考察】しゃいと『インフォデミック』砂上の正義と神々への挑発

しゃいと『インフォデミック』は、情報氾濫を「病」とみなす挑発的な楽曲だ。本稿ではその構造を転覆し、デマの歴史的事例やDSM-5を手がかりに「病を病とみなす暴走」の罠を批評する。問いかけられるのは、読者自身の「安心」と「不安」の境界である。
Omoi

【歌詞考察】Omoi『私vs世界』「私vsお前」の時代に抗う声

抽象と具体、セカイ系と現代。Omoi『私vs世界』に刻まれた怒りと懐かしさを掘り下げる批評考察。ano『ハッピーラッキーチャッピー』との比較から見えてくる希望のかたち。
ryo

【歌詞考察】ryo『ブラック★ロックシューター』二十年後の喪失と物語のゆくえ

『ブラック★ロックシューター』をゼロ年代の文脈から批評的に読み直す。喪失と物語をめぐる問いが、二十年後の今も私たちに新たな火種を投げかける。
ryo

【歌詞考察】ryo『メルト』「なんてね」が示すロマンとその溶解

ryo(supercell)『メルト』を時代背景と歌詞の受動性から読み解く考察記事。ゼロ年代の「純愛」文化と結びつけ、最後の「なんてね」に込められたシニカルな意味を探る。
内緒のピアス

【歌詞考察】内緒のピアス『プロポーズ』君の中に生まれた影が語る「愛」

内緒のピアス『プロポーズ』歌詞考察。一般に“ヤンデレ”と解釈されがちな楽曲を、語り手「僕」を“トラウマの擬人化”と読む独創的な視点から分析。執着ではなく、別れと成熟を描いたラブソングの真意に迫る。
Guiano

【歌詞考察】Guiano『スーパーヒーロー』「このままでいて」と言われた僕たちへ

Guiano『スーパーヒーロー』は、「何者かになる」という幻想を乗り越え、ただ困っている誰かに手を差し伸べるヒーローの物語だ。
Kyiku

【歌詞考察】Kyiku『なりきれなかった』制御できない身体、なりきれなかった私

Kyiku『なりきれなかった』を、挫折と身体性の視点から批評。ゼロ年代以降の「身体」観の変遷と、人工物としての身体の虚構に迫る。