ツキミ

【歌詞考察】ツキミ『フォニイ』─嘘と“私”の境界線で踊る声

ツミキによるボーカロイド楽曲『フォニイ』は、2021年に発表されて以降、異例のスピードで再生数を伸ばし、瞬く間に「現代的虚構の象徴」とも呼ぶべき存在となった。この楽曲は、たんに「嘘をつく少女」の物語ではない。それは、自己と他者の関係性が希薄になり、世界そのものがフェイクで満ちているという“現代の不安”を映し出す歌である。
柊マグネタイト

【歌詞考察】柊マグネタイト『テトリス』――崩れ落ちるブロックの狭間で、わからなさを抱きしめる

柊マグネタイト『テトリス』は、半年を経た今も動画サイトで日々コメントを積み上げている。ここでは『テトリス』の歌詞の残酷さを浮き彫りにしていく。ブロックが一瞬で底へ落ちるように、私たちの言葉や感情もセーブの余地なくネットの地表に叩きつけられる残酷さを。